ママのための性教育のお話~思春期の女の子の体の変化~

ママのための性教育のお話~思春期の女の子の体の変化~

ママのための性教育のお話~思春期の女の子の体の変化~

前回まで思春期の男の子の体の変化についてでしたが、今回は女の子の体の変化についてです。女の子の場合、ご自分の経験を活かしていろいろ教えてあげられますね。ただ、親子であっても体の変化や悩みは違います。例えば、生理痛、ママはほとんど生理痛が無くても、お子さんは生理痛が強い場合があるなど、お子さんとご自分は“違う”ということを意識されることも大切だと思います。

女の子の体の変化です。女の子は男の子より2年ほど早く思春期をむかえます。
【身長が伸びる】背がぐんと伸びます。いつ、どれくらい伸びるかは個人差があります。
【胸がふくらむ】はじめは乳首の下に小さくてこりこりしたものができるのが普通です。これは二次性徴がはじまるサインのひとつです。押すと痛かったり、服に擦れるとヒリヒリしたりしますが、痛みはそのうちなくなります。時間をかけて乳房は発達します。
【わきの下や性器のまわりに毛がはえる】わき毛はだんだん濃く太くなります。性器の周りの毛もしだいに長く密になります。
【腰幅が広くなり体全体が丸みをおびる】腰幅が広くなり、おしりやももに皮下脂肪がついて丸みのある体つきになります。
【月経がはじまる】月経がはじまります。はじめての月経を初経といいます。

体の外から見える性器を外性器といいます。大陰唇、小陰唇、クリトリスなど外性器の形や大きさ、色はさまざまです。小陰唇が大陰唇より大きい場合もあります。左右対称ではないこともあります。クリトリスの大きさも人それぞれです。
乳房や乳首も人それぞれです。「ふつうの形」といったものはありません。形、大きさ、色、ひとりひとり違います。左右の大きさも違うことも多く、完全に左右対称の乳房の方がめずらしいです。乳首もへこんでいたり平らだったりすることもあります。
自分の体はふつうではないんじゃないかと悩んでしまうお子さんもいます。ひとりひとり違うこと、そしてひとりひとり違ってみんな素敵な体であることを、伝えてあげたいですね。
ブラジャーは、Tシャツの上から胸が目立つようになってきたり、服が擦れて痛みを感じたりしたら、つけ始めのサインです。体の成長に対するお子さんの思いはさまざまで、ワクワクしているお子さんもいれば、恥ずかしいという気持ちをもっているお子さんもいます。はじめてのブラジャー選びの際など、そういったお子さんの気持ちをぜひ配慮してあげてください。そうすればお子さんは安心して、体の悩みなどをママのみなさんに相談できると思います。

執筆者紹介

助産師、看護師、養護教諭(学校の保健室の先生)を経験後、
“生と性”ライフスキル教育講師として、
ママと子ども達の未来を応援する活動をしています。

サニーすまいるアシスト代表 鈴木 淳子

鈴木 淳子 【資格】

助産師
看護師

養護教諭
中学校教諭(保健)

思春期保健相談士(日本家族計画協会)
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会)

妊婦ヘルスケア・トレーナー育成コース修了(フィット・フォー・マザー・ジャパン)
ワークショップデザイナー(青山学院大学履修証明プログラム修了)

【プロフィール】

東京都生まれ。
埼玉県狭山市 在住。

1年間に2400人の赤ちゃんが生まれる病院で、助産師として3年間勤務。

企業の健康管理部門に転職。
看護師として、健康診断、保健指導、外来診療、社内研修などを担当。
また、産業カウンセラー資格を取得後は、メンタルヘルス相談、メンタルヘルス研修、復職支援なども担当。
働く方々の健康支援に、20年以上携わる。

東京都内の私立校に転職。養護教諭(保健室の先生)として、小学生、中学生、高校生と携わる。

長男が通う狭山市内の中学校より性教育講演の依頼を受けたことをきっかけに、
2008年より、中学生への性教育講演活動を開始。

2020年、「サニーすまいるアシスト」を立ち上げ、講師として、女性と子どもたちのための活動を、本格的に開始。

HPhttps://sunny-smile-assist.jimdofree.com/
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